どうも、たかまる(@takamaru_slot)です。
新機種が出る度に「MY4500枚!」等、MYを煽ったフレーズをよく見ると思うんだけど、
MYって高い方が粗くていっぱい出るんでしょ?
とか、
そもそもMYって何よ?
っていう基本的な事を知らない人も多いと思うので今回はその辺について説明した後、その裏に潜むからくりについて説明していく。
そもそもMYとは?
端的に言うと、
スランプグラフ上で、一番低い所から一番高い所までの差枚を表す。
例えば、一番吸い込んだのがマイナス500枚として、最終的にその台がプラス4000枚出たとしたら、MYは「4500枚」となる。
これがMYの基本。
で、新機種の売り文句としてメーカー側が使うMYっていうのは、メーカーによって誤差はあるけど、
8000G回した時の1台辺りのMY*100万台(※)、これの平均を表す。
※G数、台数の取り方はメーカーによる
ちなみに「M♢(えむだいや」というのもあって、これはMYと逆で、
スランプグラフ上、一番高い所から一番低い所までの差枚数を表す。
ようするにM♢が高いとそれだけ吸い込むよって事。
ユーザーにとってマイナス要素になるので、この単語自体知らない人がほとんどじゃないかな。
ちなみにこれらの用語は、ホールコンピュータを販売している「ダイコク電機」の用語。
サイトセブンを運営している会社といえばわかるかな。
MYのからくり
前項でも書いたけど、MYとは、
8000G回した時の1台辺りのMY*100万台(※)、これの平均を表す。
※G数、台数の取り方はメーカーによる
これ以上これ以下でもないんだけど、この「平均」っていうの厄介。
例えばMY4000枚を謳っている機種があったとして、
一日回して1000枚が50%、7000枚が50%のMYを出す機種があったとしたら、その機種のMYは「4000枚」になる。
実際はこんな極端な事にはならないけど、何が言いたいかっていうと、
MYは平均値であって中央値ではないっていう事。
つまり同じMY数値の機種でも、粗さに違いで出るっていう事になる。
中央値に関しては「TY(当たり時の平均獲得枚数)」にも同じ事が言えて、平均700枚でも全然平均超えないっていう機種が多々あると思うんだけどそれはこれが原因。
人間ってどうしてもマイナスイメージが付きやすい生き物なので、AT入っても駆け抜けを連発するような機種だともの凄くきつく感じてしまう。
6号機の現行機種で言うと乙女や銭形や鏡がまさにこのタイプなので、ヤレない時はとにかくきつい。
5号機の上乗せ型タイプは基本全部これだったから5号機の時から俺はきつくてしょうがなかったよ・・・。
逆に1回ATに入ってしまえばそれなりにメダルが出るような機種、例えば炎炎やカバネリはきつさを感じづらい。
6.2号機までは貫き要素が基本的になく2400枚という縛りがあったので、比較的纏まって出る機種が多かったが、今はまた5号機に戻った感じかな。
別に乙女や銭形を否定する訳ではないけど、もうちょっと炎炎みたいな特化に依存しない比較的纏まってメダルが出るタイプがもう出て欲しい事を切に願う。
ちなみに俺は炎炎全く好きじゃない。