どうも、たかまる(@takamaru_slot)です。
先日、久々というか、始めてまともに犬夜叉を打ちました。
初打ちの頃は、特にブロック感もなく「うお!なんだ、ただの神台か!」と思ってたんだけど、この前久々に犬夜叉を打ったら、ご多分に漏れず3連ブロックの洗礼を受けました。
いや、これはひどいわ。
保通協型式試験の都合上、仕方ない部分はあるにしても、これはあまりにも露骨すぎるよ。
この台、ブロックするとなったらほぼブロックするようになってるけど、そんなにブロックするんだったら何故封印を冷遇するような抽せんを入れない?
封印抽せんはブロックの有無に係わらずそのままっぽいから、ブロック感がすげー目立つ。
ブロックを入れたいのであれば、
①封印確率を下げる
②押し順ナビの同色2連ナビ確率を下げる
③同色時の当選率を下げる
④初期G数で30、40を選ばない
これら4つを少しずつ削っていくような仕様にしておけばよかったのに、現状ほぼ③だけでブロックしてる感があるのでそりゃ露骨になるよ。
ROMの容量が無いとか色々理由はあるかもしれんが、やり方があまりにも下手すぎる。
俺は元開発なので、メーカーの苦労もわかるし、大体の事には目をつむるけど、
これは、擁護できん。
公平であるのがベストだが、6号機でも万枚を実現させたい、試験に適合させたい、このようなやむを得ない理由があったとしても、
公平感は客に与えねばならんのだ・・・!
クロスアルファは兵藤会長のこの名言を肝に銘じて、反省してください。
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反省はしてもらうとして、ここからは第二部。
メーカー視点になって考えて行きます。
メーカー視点となって考えた場合、真っ先に一つの考えが浮かびます。
それは・・・
本当にこんな仕様にしたかったのか?と。
メーカーがこんな事をしたくないのは、以下の記事で書いてますので見てない人は見てみてください。
どうも、たかまる(@takamaru_slot)です。 最近、ライターのしんのすけさんが以下のツイートをして話題になっています。 [メーカー各位] パチスロのゲーム性を楽しむため最低限の情報開示は必須だと思[…]
この犬夜叉なんですが、ブロックがされる箇所が特別決まっていないんですよね。
勿論、3連、4連でブロックされるのが多いのは間違いないんだけど、5連目で露骨なブロックがかかる時もあるし、6連目でもブロックがかかる時もある。
この事から、
本来はATレベル、もしくはモンキーターンのようなシナリオを搭載した仕様だったのではないか?
という事が推察されます。
露骨なブロックする事をボロクソ書いたけど、普通に考えたらこんな下手くそな事するはずがないんですよね。
言うてDaiichiですし、最初に「絆2やモンキーターンみたいなシナリオがある仕様ですよー」って事がわかっていれば文句言う人はいなかったはずですからね。
スロット開発時に行う試打には順番というのがあって、
①開発のメンバー
②開発外の社員
③偉い人
④営業
こんな感じになってるんですよ。
多少前後する所は会社によって違うと思うけど、そこまで大きくは変わらないと思います。
ちなみに、この③と④の試打を行うタイミングなんだけど、台がほぼ出来ていて最終調整の段階なんですよ。
今回犬夜叉に関しては④の営業が大きく係わってると思うんですよね。
なんでかっていうと、
ATにシナリオがあるよりかは一定での確率の方がやれる感があって売れそうだから。
この事から、保通協持ち込み直前に「仕様変更」があったんじゃないかと思ってます。
といっても、持ち込み直前なので仕様変更出来るのは限られています。
※「スケジュール伸ばしてやり直せよ!」という意見があると思いますが、営業的に犬夜叉を6.5号機の最速で出したいという思惑があった為、それが出来なかったのだと思われます。
その変更は、
出玉システムはそのままで演出の示唆を変える
具体的にいうと、
元々シナリオ管理をしていて、シナリオ示唆を出すような出玉仕様だったが直前に営業から横槍が入り、その示唆を削除した
です。
既存の演出でその示唆がどれに当てはまるかというと、ボーナス終了後に出現する、
これらです。
現仕様では設定示唆演出となっているが元々はこれ、シナリオ示唆だったんじゃないかな?
そもそもAT終了時に設定示唆は行っているので、2重に行う必要性は無いですからね。
もしかしたらブッタ斬りSRUSHの突入画面でも実は複数の画面が存在していて、仕様変更になったからそれらを削除したかもしれないけど。
そう考えないと、さすがにここまで露骨な「下手くそさ」は同じ開発として恥ずかしいレベルなんですよね。
実際の所は闇の中だけど、こういう事は開発にとって日常茶飯事ではあるから、これが理由なら全然わかる。
しかし、ガチでこんな仕様にしたんだとしたら、
たけしの挑戦状のカラオケを100回ぐらい歌って反省してください。