どうも、たかまる(@takamaru_slot)です。
「リーチ目機で一番強いメーカーは?」と問われれば、誰もが即答で答えるメーカーがある。
そう、ユニバーサルだ。
AT等を駆使した仕様ならサミーのディスクアップも当てはまるけど、純粋なAタイプ(もしくはRT)では、成功を納めてるメーカーは実質ユニバだけ。
厳密には山佐のニューパルがあるけど、あれに関しては昔からずっと作ってるジャグラーブランドのようなものなので一旦除外しよう。
ユニバのAタイププロジェクトが始まったのは、アクロスから販売された「クランキーコレクション」が第一弾である。
この台は、4号機の「クランキーコンドル」「クランキーコンテスト」の後継機に当たる機種で、それなりのヒットになった。
そして「B-MAX」「スーパージャックポット」の失敗を経て「ハナビ」で大ヒットを果たす事になるんだけど、このハナビもアクロスブランドでヒットするまで相当な数を出してるんだよね。
第一弾は、2007年に販売した「青ドン」。
今のハナビと違って液晶が搭載されていて、リーチ目機なのにも係わらず、連続演出だとか予告だとかをバンバンしていた機種なんだけど、ハナビの後継機というおかげもあって、当時会社として危なかったユニバーサルを救うぐらいの台数を販売した。
でも、俺は大嫌いだった。
以下に理由を述べよう。
・高ベースである事
正確なベースは忘れたけど、1000円で46Gぐらい回ったと思う。
だからボーナス確率がとにかく重いのよ。
つまり、ハナビの代表的なリーチ目であるダブルテンパイなんてアツくもなんともなかったんだよね。
新ハナビで搭載されているベルA(ダブテンしない)、ベルB(ダブテンする)のようにフラグが別れていたら、ダブルテンパイの信頼度が保ててマシだったかもしれんけど、根本的にボーナス確率が重たいのでやっぱり厳しいかな。
今と違って仕方なく高ベースにするんじゃなくて明らかにエヴァに寄せて作ってたので、このスペックはマジで嫌いだった。
・斜め氷の重複当たりがメインである事
今のハナビと全く違うのはこれ。
斜め氷orハズレ目が出たら気合を入れて「ハズレろ!」と願う所なんだけど、この台は何故か斜め氷が揃うと重複率が50%という高信頼度を持っていた。
つまりハズレて良し、揃って良しの両取りをしたつもりなんだろうけど・・・
これがマジで面白くない。
最初の項目で書いたけど、この青ドンはベースが高くボーナス確率が低く設定されているので、斜め氷orボーナスなんて出目が来る事は中々ないんですよ。
にも係わらず、斜め氷から当たるのがかなりの割合を占めてるから、斜め氷がハズれるのは稀で、基本的には斜め氷が揃ってから次Gリーチ目が出るっていうよくわからないバランスになっていた。
これが個人的にはどうしようも受けいられなくて、ほとんど打っていなかった。
しかも、斜め氷重複の他にも平行氷も重複結構持ってたから、そりゃつまんねー台になるわな。
とまあ理由としてはこんな感じ。
他にも「ハナビで何故液晶機?」等あるんだけど、この時の時代を考えたら、液晶をつけるのはしょうがないかなと思ったりもする。
液晶をつけっちゃったが故に、それを生かそうと思って重複メインにした可能性は高いけどね。
そして第二弾が「青ドン~花火の極」。
液晶搭載しているのは初代青ドンと同じなんだけど、演出を消灯とフラッシュのみにする「初代モード」っていうものを搭載していたんですよ。
だから結構期待していたんだけど・・・
また高ベースで、重複メインという全く反省していない仕様だった。
だから、初代モードにしても雰囲気だけ味わえるだけで、ハナビとは別物でした。
そして第三弾が「青ドン~花火の匠」。
極から数カ月遅れて販売したんだったかな?極のスペック違い。
ボーナスの獲得枚数がジャグラーぐらいに抑えられていて、ベースも34G程度と普通のAタイプマシンだったんだけど・・・
結局重複メインな所は同じだった。
とはいえ、ボーナス確率が極端に上がったのでそれだけでも相当マシだったけどね。
とまあそれらの失敗を経て、
液晶なんていらねえ!
重複なんて基本いらねえ!
高ベースなんていらねえ!
と、全て投げ捨てて出た台が2015年発売の「ハナビ」な訳です。
その後のアクロスの活躍は、皆さんご存知の事でしょう。
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全然ハナビの歴史なんて書くつもりなかったんだけど、何故かハナビの記事になってしまった。
本当に書きたい事は別にあるんだけど、長くなってしまったのでまた次回。
どうも、たかまる(@takamaru_slot)です。 前回の記事で5号機のハナビについて書きました。 本当はハナビについて書くつもりはなくて、今回書く記事の前置きだったんだけど・・・ […]
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